WINDOWS端末でIPルーティングを有効にする方法(レジストリ設定編)

Windows OSではデフォルトでIPルーティング機能が無効になっている。
だがレジストリを変更すればIPルーティングを有効にすることができる。

<<用意するもの>>
PC1台、ネットワークインターフェイスカード2枚。

1台のWINDOWS OSインストールマシンを用意して2つ以上のNICを挿すと
ルータとして使用することができる。
デフォルトではこの機能は有効になっておらず、レジストリを
変更する必要があります。

※レジストリを変更するときは自己責任でお願いします。
必ずバックアップをとってから作業を行いましょう。


<<レジストリ変更>>
・スタート>ファイル名を指定して実行>REGEDIT
と入力するとレジストリエディタが開きます。

キー : HKEY_LOCAL_MACHINE
\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters
名前 : IPEnableRouter
種類 : REG_DWORD
データ : 1

上記のようにレジストリを変更します。
デフォルトで存在する場合はデータを0→1に変更。
なければ自分で作ってください。

その後PCを再起動してからコマンドプロンプトを
立ち上げipconfig /allと入力すると
IP Routing Enabled........:No → Yes
に変更されます。

route add(一時的なルーティング情報の追加)
route -p add(恒久的なルーティング情報の追加)
などを利用してルーティングテーブルを変更できます。

また実際にルーティングを行っているかどうかは、
netstat -s
コマンドで確認することができます。
Datagrams Forwarded
カウンタ値を確認するとデフォルトでは0なのですが
ルーティングを行っているとカウンタ値が上がっていきます。

これでPCでルーティンを行うことができます。


NETWORK×NETWORK
http://network-cisco.seesaa.net/
posted by smile | Comment(0) | PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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